外壁塗装の色を「黒」にすると、かっこいい印象になります。
重厚感を出しやすい、黒ずみが目立ちにくいといったメリットもあります。
ただし、黒色を用いる場合は、その特性をよく理解しておく必要があります。
実は黒色には、熱を吸収しやすいという特性があるのです。
外壁塗装で黒色を用いる場合は、注意が必要です。
壁が熱を持つと、室内の温度も上がりやすくなり、夏場はエアコン代が高くなってしまう可能性があります。
断熱材が入っていない家の場合は、黒色を塗る面積を減らすなどの工夫が必要です。
家全体に黒色を用いる場合は、熱を吸収しにくい下地を塗っておくと良いでしょう。
ただし、冬場は熱がこもることで、暖かく過ごせるというメリットもあります。
また、黒は色あせが目立ちやすい色です。
外壁に黒色を取り入れたい場合は、シリコンやセラミックなど耐久性の高い塗料を選んでみると良いでしょう。
